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ブルーリボン賞 2016の授賞式が2月9日行われました。大泉洋さん、有村架純さん、吉田羊さんが受賞しました!

映画祭

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    第58回ブルーリボン賞f:id:sakuraa0001:20160209225445j:plain

 

東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京スポーツ7紙の映画担当記者で
構成する「第58回ブルーリボン賞」の授賞式が2月9日、東京都千代田区のイイノ
ホールで開かれました。

 

 

 

 第58回ブルーリボン賞 受賞結果はこちらです!

 

 ◇作 品 賞◇ 「日本のいちばん長い日」

       映画『日本のいちばん長い日』公式サイト

 
敗戦を受け入れ、ポツダム宣言の受諾が決定した1945年8月14日の御前会議から、翌15日の玉音放送までの戦争終結に至る激動の24時間をドキュメントした半藤一利の同名ノンフィクションを、役所広司本木雅弘山崎努ら豪華キャストで映画化。監督は「クライマーズ・ハイ」「駆込み女と駆出し男」の原田眞人

1945年4月。戦況が悪化の一途を辿る中、次期首相に任命された77歳の鈴木貫太郎は、組閣の肝となる陸軍大臣に阿南惟幾を指名する。2人はかつて、侍従長、侍従武官として共に昭和天皇に仕えた関係でもあった。その後、連合国によるポツダム宣言の発表に続いて、広島、長崎へ原爆が投下される。それでもなお、陸軍の若手将校たちは本土決戦を訴え、阿南に戦争継続を強く迫る。阿南はそんな将校たちの暴発を押さえようと対応に苦慮する。一方、戦争の終結か継続か、議論がまとまらない御前会議では、鈴木首相が天皇に聖断を仰ぐのだったが…。

 

監督: 原田眞人

出演役所広司    -   阿南惟幾
    本木雅弘  -   昭和天皇
    松坂桃李    -   畑中健二
    堤   真一  -   迫水久常
    山崎   努  -   鈴木貫太郎

 

作品賞の原田眞人監督

「日本のいちばん長い日」で3度目の作品賞を受賞した原田眞人監督は
「これで縁が切れても、永遠にブルーリボン賞の愛は失いません」とユーモアたっぷりに感謝。

「女優賞の有村さんも吉田さんも、これから仕事をしたい女優さんたち」と公開オファーし、会場を沸かせていました。

 

 


◇監 督 賞◇ 橋口亮輔 「恋人たち」

   「恋人たち]   オフィシャル・サイト

通り魔に妻を殺された男、突然現れた男に身を委ねる主婦、親友への思い断ち難く
もんもんとした日々を送る同性愛者の弁護士…。ひたむきに生きる3人を描いた
人間ドラマだ。


「恋人たち」の橋口亮輔監督が監督賞を受賞

前作「ぐるりのこと。」ではリリー・フランキー(52)に新人賞をプレゼント。
あれから7年。今回も無名俳優に魂を吹き込んだ演出力は圧巻だった。
「3つの小さな話を紡いで、今の日本を描こうと思った」と話し、詐欺被害に
遭い人間不信に陥った自らの絶望感もダブらせた。
次作のテーマは「堕落」と明かした。

 

 

主演男優賞◇ 大泉洋 「駆込み女と駆出し男」


「駆込み女と駆出し男オフィシャル・サイト

井上ひさしの時代小説『東慶寺花だより』を原案に、江戸時代の縁切寺東慶寺
繰り広げられる離婚を巡る悲喜こもごもを描いた人情時代劇。

主演は大泉洋、共演に戸田恵梨香満島ひかり樹木希林堤真一山崎努
監督は「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人

 

大泉洋さん

「駆け込み女と駆け出し男」で主演男優賞に輝いた大泉洋さんは深く一礼し、いつになく神妙な表情で表彰状を受け取った。

初のブルーリボン賞に「とんでもなく緊張感が高まってしまいまして…。
ドッキリだったらどうしようと、怖くなってしまいました」と大泉節で笑わせた。

受賞の報告を受けた日は、4歳の娘やフジテレビのドラマプロデューサーの妻とシャンパンでお祝いしたが、「妻から『なんでパパが?』といわれ、私も同じ気持ちでした」と謙遜した。

地元・北海道のバラエティーで頭角を現し、30歳で上京後、俳優としても花開いた自身を振り返り、「東京で死ぬ気で頑張るんじゃなく、俺には地元があると、のびのび仕事できる方法論が私に合っていた」と感謝した。

主演賞に輝いた俳優は来年の司会を務めるのが恒例。コンビを組む有村から「来年は全部、洋さんに任せます」と言われると、「私がやった途端、バラエティーにならないように気をつけたい」と気を引き締めていた。

 

 

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 ◇主演女優賞◇ 有村架純 「ビリギャル」「ストロボ・エッジ

「ビリギャル」 映画「ビリギャル」| 公式サイト


学習塾の塾長を務める坪田信貴の体験談を綴ったベストセラー『学年ビリのギャルが
1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を、TV「あまちゃん」、「ストロボ・エッジ」の有村架純主演で映画化した青春ドラマ。

共演は伊藤淳史野村周平吉田羊田中哲司。監督は「いま、会いにゆきます」「涙そうそう」の土井裕泰

 

有村架純さん
金髪ギャルを好演した映画「ビリギャル」などで主演女優賞を受賞した
有村架純さんは、黒いワンピース姿で登場。

人生初の映画賞受賞で、「緊張して何を話すか忘れてしまいました」と照れ笑いし、「ステキな賞をいただけて本当にうれしい。自分1人の力ではなく、スタッフさんのおかげでこの場所にいると心から感謝しています」と感激した。

 

「ビリギャル」では清楚(せいそ)なイメージを覆す金髪ギャル、「ストロボ・エッジ」では奥手な女子高生と、対照的な役柄で栄光をつかんだ。

 

有村さんは「『ストロボ-』の廣木隆一監督に『芝居は引き算だから余計なことするな。無理に表情を作らなくても、目に力があれば伝わる』と怒られた。 監督との出会いがなかったら、『ビリギャル』も演じることができなかった」と心温まるエピソードを披露した。

 

続けて「主演女優賞は自分にとって大きすぎて今、実感できていない。これから1年、全力で頑張って賞にふさわしくなれるように努力していきたい」と誓った。

 

 

 

◇助演男優賞◇ 本木雅弘 「日本のいちばん長い日」「天空の蜂

 

本木雅弘さん
「日本のいちばん長い日」で邦画史上初の昭和天皇、「天空の蜂」ではテロ事件に直面する原発設計士を熱演し、初の助演男優賞を受賞した本木雅弘さんは「実は気の小さい本木が話します。こうして褒めていただくたびに心の中ではオロオロしています」と独特のあいさつをした。

現在はロンドンで生活をしている。司会の浅野から「夏には帰ってくるとうかがっていますが」と問われ、「3人の子供の(5歳になる)一番下と、週末に帰って来る(英国で全寮制の学校に在学中の)長女(女優の内田伽羅、16)のわずかなきょうだいの時間を奪うのは、まだ早いかな、と。

あと1年(英国生活を)続行するかもしれません」と父の顔をのぞかせた。
.

 


◇助演女優賞◇ 吉田羊  ビリギャル」「愛を積むひと」「脳内ポイズンベリー」

 

吉田羊さん
愛情深い母親役を熱演した吉田さんは「私の人生において表彰状は、各種卒業証書と小学校の時、夏休みの自由研究で、『ヒマワリの種』でもらったぐらいで、こんな歴史と権威のある賞を頂けるなんて1ミクロもなかった未来予想図」と驚きつつ、

「余計な役作りをしなくても、架純ちゃんのお芝居に反応するだけで、きちんと親子に見えてしまうたたずまいでいてくれた。皆さんが母親にしていただいた気持ち」と感謝していた。

 

 

◇新 人 賞◇ 石井杏奈E-girls) 「ソロモンの偽証 前篇・事件」「ソロモンの                   偽証 後篇・裁判」「ガールズ・ステップ」

「ソロモンの偽証」 オフィシャル・サイト

人気作家・宮部みゆきの同名ベストセラー巨編を成島出監督が、前後編の2部作で映画化したミステリー・サスペンス大作。

前編 中学校で起きた男子生徒の転落死をきっかけに、次々と起こる不穏な事件を前に保身に走るだけの無力な大人たちを見限り、生徒たち だけで真相究明の校内裁判を開こうとする中で、学校内にうごめく様々な問題が あぶり出されていくさまを描く。

後編 ついに始まった中学生だけによる前代未聞の学校内裁判の行方をスリリングに描く。

 石井杏奈さん

「ソロモンの偽証」「ガールズ・ステップ」で新人賞を受賞した
E-girlsの石井杏奈は「賞を取ることが夢だったので、本当に幸せ」と初々しい笑顔を見せた。所属事務所の社長でもあるEXILEのリーダー、HIROさんやE-girlsのメンバーが喜んでくれたことを明かし、「これからもたくさんの人が喜ぶ姿が見たい」と、さらなる飛躍を誓った。

女優とグループの両立については「大変なときもあるけど、ベスト盤を出せたり、ブルーリボン賞を取ることができて、うれしいことがたくさんあります」と瞳を輝かせた。

 

 

◇外国作品賞◇ 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

           オフィシャル・サイト
        
これまでにメル・ギブソン主演で3本が製作された傑作アクション・シリーズの
30年ぶりとなる第4弾。ジョージ・ミラー監督が2代目マックスにトム・ハーディを迎え、満を持して贈るハイテンション・バトル・アクション大作。

資源も水も尽きかけ荒廃した未来を舞台に、独裁者ジョー率いる殺戮暴走軍団と、マックスが助太刀する反逆の女戦士フュリオサのノンストップ・チェイスが、3Dによるアドレナリン全開のド迫力アクション&バイオレンスで描かれていく。

共演はシャーリーズ・セロン、ヒュー・キース=バーン、ニコラス・ホルト
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー

 

 

 

ブルーリボン賞の司会は浅野忠信さんと安藤サクラさん

 

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昨年の主演男優、女優賞受賞者で司会を務めた浅野忠信さんと安藤サクラさんは、
来年の司会を務める大泉さんから「質問した後が放置プレーだった」のダメ出しを受け、苦笑しきり。

初の大役を務めた浅野さんは「司会業も面白いと思いましたが、2度とやりたくない。
ブルーリボン賞はぜひ、もう1回いただきたいけれど、司会はやりたくない」と懲り懲りしたようです。

 

 

さすがのブルーリボン賞です!

日本の映画賞の中でも重要な位置にある「ブルーリボン賞」の名に恥じない

重厚な作品が選ばれました。

作品賞「日本のいちばん長い日」を監督された原田眞人監督から、

「女優賞の有村さんも吉田さんも、これから仕事をしたい女優さんたち」と

公開オファーされた主演女優賞の有村架純さんのこれからに期待したいと

思います!

 

 

ブルーリボン賞 

サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者で構成する「東京映画記者会」
が主催。1950年に創設。国内で最も権威のある映画賞の1つとされる。

主演男優賞と主演女優賞の各受賞者が2人で、翌年の司会を務めるのが特徴。
ブルーとは青い空の下で取材する記者を象徴し、受賞者にモンブランの万年筆と
青いリボンを結んだ賞状を贈る。